矯正治療の流れ
「子どもの矯正、いつ始めたらいいの?」
「矯正したほうがいい?しなくてもいい?」
まずはカウンセリングでお子さんのお口のチェックをしましょう。
カウンセリング
まずはお子さんのお口をチェックして、矯正が必要かどうかを判断します。
矯正をしたほうがよい場合は、どのような治療法があるのかをご説明します。
当院ではなるべく歯を抜かない方針ですが、抜かざるを得ないケースもあり、患者さんの歯や顎を見て判断することになります。
矯正治療といってもさまざまな方法があり、料金や期間なども変わってきますので、メリット、デメリットをご説明し、ご納得いただいた場合、治療を開始します。
お子さんの歯は、生活習慣や持病の有無など、さまざまな要因に影響されます。少しでも気になることがありましたらカウンセリングでご遠慮なくお話しください。
カウンセリングを終えた後は、ご自宅でご家族とご本人で相談して、矯正治療を始めるかどうかを決めていただきます。
矯正治療は長期間に及ぶため、本人のやる気と家族のサポートがとても重要です。
精密検査
矯正治療を始めると決まったら、レントゲン撮影、歯型の採取、お口やお顔の写真撮影などを行い、治療方針を立てていきます。
むし歯や歯周病がある場合には、まず治療を行っていただくことになります。
診断
検査結果をもとに、お子様のお口と歯がどのようになっているのかをご説明し、治療方法についてくわしくお伝えします。
患者さんがイメージしやすいように、治療後のお顔の予測写真を作成し、プリントしてお渡ししています。
治療期間やメリット、デメリット、費用などについてもしっかりご説明します。
治療開始を決められたら、ご本人の意思の確認を経て、費用・支払い方法について説明と同意の手続きを行います。
治療開始-第1期治療
矯正治療に必要となる装置を製作し、装着します。
従来の歯の外側につけるものから、裏側につけるもの、部分的なものなど、その方にあった方法で、歯を動かしていきます。
装置をつけた後は、3~6週間に1度、来院して頂きます。
1回の治療時間は15~45分程度です。
来院された際には、ブラッシング指導やお口周辺の筋肉トレーニングなどを行うこともあります。
装置撤去
歯が動いてきれいな歯列になり、必要な期間が順調に経過したら、装置を撤去します。
第2期治療
個人差がありますが、永久歯の第2期治療が必要になる場合もあります。
保定
動いた歯が元に戻らないよう、保定を行います。
保定をしっかり行わないと、せっかく治した歯並びが元に戻ってしまうので、当院では保定に長めの期間をとっています。